私のカウンセリングでは、初回に必ず、守秘義務についての説明をしています。
お伺いした話を、外部に漏らすことは一切ありません。
住所、職業、家族構成、生い立ちはもちろん、カウンセリングでは、さまざまなことをお伺いしていきます。
一般的に「恥ずかしい」「話しにくい」「話したくない」「誰にも言えない」と言われる話だけでなく、普通の人が聞いたら驚いたり、眉をひそめたり、幻滅したり、心が痛んだり、辛くなったり、怒りだしたり、誰かに話さずにはいられなくなるであろうことも話されます。
ですが、カウンセラーとして、守秘義務を守ることを何より大切に考えています。
お伺いした話は、お越しになった方と私との間でのみ共有されます。外部に漏れることは一切ありませんのでご安心ください。
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HPでこう書いても、また、電話口でそう伝えても、
実際にお越しになった際に、
「本当に何を話してもいいんですか?」
と尋ねられることもあります。
それほど、話すことは勇気のいることです。
初めてお越しになった方はたいてい、表情が硬く、険しく、うつむき加減で、とても辛そうです。
ですが次第に表情が柔らかくなり、顔つきはやさしく、顔を上げて、声のトーンも明るくなっていくのが分かります。
そしてほぼ例外なく、
「今日は本当に来て良かった」
「全部話せてすっきりした」
「もっと早く来れば良かった」
「今はこんなに自然に笑顔になれている」
「ずっと誰にも話せずにいた」
「気持ちの整理ができた」
「こんな風に話を聞いてもらえるところをずっと探していた」
などと言ってくれます。
守秘義務を守ることは、安心安全なカウンセリングの大前提です。
必ずしもカウンセラーでなくても、身近な家族や親せき、同僚や知り合いでも最良の相談相手になれると私は思っています。
でも、その人たちが、聞いた話をずっと自分の胸の内だけにしまっておけるかどうかは分かりません。
本当に自分の気持ちや状況と向き合い、問題点を整理するためには、すべてを話せる安心安全な空間が必要です。
そのためにも、カウンセリングを受けることが選択肢のひとつになることを願っています。
どんなことでもお気軽にご相談くださいね。ご連絡をお待ちしています。