こんにちは、坂野です。
「どうすれば自己肯定感が高まりますか?」と尋ねらることがあります。
今日は「自己肯定感と評価」についてお話します。
自己肯定感が低いとは、自己評価が低いと言いかえることができます。
お気づきでしょうか?「自己肯定感」は「評価すること」と関係しています。
インドのある哲学者は、
「評価をまじえずに観察することは人間の知性として最高のかたちである」
と述べたそうです。
評価することそれ自体を否定するわけではありませんが、「自己肯定感が低いのを何とかしたい」と言う方に対しては、
「他人を評価せずに観察すること」をおすすめすることがあります。
「自己評価」が低いと言っているのに、なぜ、「他人を評価しないこと」を提案するのでしょうか。
「評価する」のは、一種の思考のクセです。
自分を評価する傾向の強い人は、他人を評価する傾向も強いものです。
「あの人はステキだ。それに比べてわたしなんて・・・」といった具合にです。
自分のことを客観的に観察することは難しいものです。
ですから、まずは他人で練習してみましょう。
口に出してみる必要はありません。
心の中でひそかに練習すればよいのです。
「評価」というのは一種の「解釈」で、絶対的な事実ではありません。
「すごい」「立派だ」「ステキだ」「賢い」「デキる」「怠け者だ」「馬鹿だ」「駄目だ」「最低だ」「価値がない」
これらはいずれも評価あるいは解釈です。
やってみると分かることですが、観察と評価を切り離すのは結構難しいです。
ぜひやってみてくださいね。
これができるようになると、周りの人たちが、まるで違って見え始めます。
自分の内に生じる気持ちが、以前と変化していることに気づくはずです。
実はこれが、自己肯定感を高める入口です。
「自己肯定感が低い」とお悩みの方は、ぜひ試してみてくださいね。
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