こんにちは、坂野です。
今日は、子どもや他人が自己肯定感を育むのを手助けする方法について書きます。
1つ目の方法は、相手の話を聞くことです。
相手の話をしっかり聞くことで相手は、
「自分は大切にされている」
「自分にはそれだけの価値がある」
と実感するようになります。
ただし聞き方には注意が必要です。
「それはおまえが悪いんだ」と相手を責めたり、
「こうすればいいじゃないか」とアドバイスするなど、
「聞き手の意見を言う聞き方」をすると相手は、
「分かってもらえない」
「聞いてもらえない」
と感じてしまいます。
裁きを下したり、意見を言ったりする代わりに、
「そうか、そうか」と受け止めたり、
「それは○○だったね」と気持ちをくんだりすることで相手は、
「聞いてもらえた」
「分かってもらえた」
と感じるものです。
こういう経験をとおして、
「自分は大切な存在なんだ」という実感を育むことができます。
2つ目の方法は、「ありがとう」と伝えることです。
「ありがとう」は、相手の存在価値を高める言葉です。
「ありがとう」と言われることで相手は、
「自分は人の役にたつんだ」
「自分はここにいていいんだ」
と実感します。
余談ですが、「ほめる」という行為が縦の関係(上下関係)に基づくものであるのに対して、
「ありがとう」と伝えることは、横の関係(対等の関係)に基づくものだと言われています。
無意識のうちに上下関係をつくる言葉かけではなく、相手の存在価値を高める言葉かけをしていきたいものです。
今日は、自己肯定感を育むのを手助けする2つの方法を書きました。
他者を援助するという視点で書いていますが、これは、自分ひとりでもできるものです。
1つ目は、自分の気持ちに対して、自分自身が寄り添っていくことです。
2つ目は、自分自身に対して、「ありがとう」と言ってあげることです。
ぜひやってみてくださいね。
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