こんにちは。カウンセリングルームスマイル代表・子育て専門カウンセラーの坂野です。
今日は「なぜ腹が立つのだろう?」ということについて書いてみようと思います。
時々、「坂野さんでもケンカされることあるんですか?」とか「いつも穏やかで優しそうですね」と言っていただくことがあります。
お褒めの言葉と思って有り難く受け取らせていただくのですが、私でもやはり腹を立ててしまうことがあります。
みなさまはいかがですか?
怒りは自然な感情で、ごく身近なものですね。
あなたはイライラしている時間とご機嫌な時間を比べて、どちらの時間が長いでしょうか?
もしイライラの時間が長いとしたら、その時間を増やしたいですか?減らしたいですか?
減らしたいですよね。
でもイライラするのはどうしてでしょう。
相手(人)が悪い?
起きた出来事が悪い?
物が悪い?
怒りの正体は、実は自分の中にある「○○であるべき」という思考、考え方、思い込みである場合が少なくないようです。
会社はこうあるべき。
子どもはこうあるべき。
上司はこうあるべき。
男はこうあるべき。
女はこうあるべき。
親はこうあるべき。
その他・・・
いかがですか?
でもその「べき」は、万人に共通のモノサシでしょうか?
いつでも、どんな場合でも揺らぐことのない絶対の規準でしょうか?
一度冷静になって、自分のモノサシを疑ってみると良いかもしれません。
自分の中のお決まりの思考パターンや、思い込みに気付いてそこから抜け出せたとき、気持ちが穏やかになって、スッと楽になれるかもしれません。
一度試してみてくださいね。
それでも怒りを手放せないという方は、別のところに原因があるのかもしれません。
そんな方は一度ご相談くださいね。