こんにちは、坂野です。
今日は「ことば」について書こうと思います。
わたしたちはふだん、自分の気持ち伝えたいときに、「ことば」を使います。
「ことば」はとても便利ですが、時折、トラブルの原因にもなります。
「そういう意味で言ったわけじゃないのに・・・」
っていうこと、ありませんか?
そうです、「行き違い」「食い違い」「誤解」です。
ありますよね。
「ことば」って便利だけど、難しいなって思いませんか?
書籍「親業」の中に、こんな一文があります。
「〜親は、子供のことば(子供の選んだ「記号」)は、単に感情を伝えるための道具でしかないことを忘れてはならない。記号はメッセージではない。親が記号を解読してやらねばならないのだ。」(「親業」p93)
この場合の「メッセージ」とは、感情、気持ちのことです。
感情はそのまま伝えられないので、伝えるために「ことば(=記号)」という道具を使います。
ところが、「ことば(=記号)」そのものはメッセージ(=気持ち)ではないので、「解読」が必要になります。
ところで・・・
・自分が本当に伝えたいメッセージ(=気持ち)にピッタリくる「ことば(=記号)」を、いつも適切に選ぶことなど、できるでしょうか?
・相手が選んだ「ことば(=記号)」を頼りに、相手が本当に伝えたいメッセージ(=気持ち)を、いつも正確に解読することなど、できるでしょうか?
「行き違い」「食い違い」「誤解」の原因は、そこにあります。
そして、「心が通いあう」コミュニケーションを図るヒントも、実はそこにあるのです。
人は、他者との関係の中で生きています。
「心のふれあい」を感じながら、生きていきたいものですね。
今日は、「ことば」について書いてみました。
必要な方に届きますように。
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