公認心理師 夫婦カウンセラー 親業訓練インストラクター 坂野 健一 のホームページへようこそ
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岡山県岡山市南区立川町3-26
  1. さかけん今日のひとこと
 

さかけん今日のひとこと

2016/04/06
こんにちは、坂野です。

今日は、子どもの心の扉を開く「ことば」について書こうと思います。

ある日子どもが、親にこんな話をする場面を想像してみてください。

「部活、辞めようかと思うんだ」
「今度の担任、嫌いなんだ」
「もう学校に行きたくないんだ」

みなさんだったら、どんな風に反応されるでしょうか?
もちろん、状況・事情次第で、答えは変わってくると思いますし、絶対的な答えはないと思います。

ただ今回は、子どもが自らの問題や感情を打ち明けようとする様子が見て取れます。
子どもが心を開いて、もっと話をしてくれたら嬉しいですね。

こんなときに、子どもが心の扉を開いてくれる「ことば」は、実はとってもシンプルなものです。

「そうか」
「まあ」
「そうだったのか、フンフン」
「どういうことかな?」



お分かりいただけますでしょうか?
実はこれ、聞き手である親は、自分の考え、判断、感情を子どもに一切伝えていません。
一方で子どもには、その考え、判断、感情を表現するように促しています。

これらのことばは、「ドア・オープナー」(扉を開くことば)、または「もっと話すことへの招待」と言われています。
親がこのような「ことば」を出すことで、子どもはさらに話をしやすくなります。

実は「心の扉を開くことば」は、質問、忠告、教訓などを含まず、親自身の感情や思考をコミュニケーションに持ち込みません。
むしろこういった「ことば」は、子どもに対する親の「受容」や「尊重」のメッセージを伝えることになります。

こういった反応のおかげで、子どもは自分のペースで自由に話をすることができると思います。
親の質問(尋問?)や感情に誘導されるがままに子どもが話を続けるとすれば、誤解が生じてしまう可能性もあります。

今日は子どもの心の扉を開く「ことば」について書かせていただきました。
どなたかのお役に立ちましたら嬉しいです。


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2016/04/02
こんにちは。カウンセラーの坂野です。

今日は、「聞く」のは何のため?について書きたいと思います。

「うちの子って何を考えてるか分からないんですよね〜」
という声をお聞きすることがあります。

確かに、子どもって何を考えているのか分からないことがありますよね。
ただ、その状態が長期間にわたってしまうと、様々な問題へと発展することがあります。
できればそれは避けたいですね。

そんな時は、やはり「聞くこと」がとても大切だと思います。
やっぱり聞かないと、相手を知ることはできません。
相手理解は聞くことからしか生まれない、ということを覚えておきたいですね。
聞かないことの弊害として「誤解」が生まれるということがあります。
誤解はとてもやっかいなので、できれば白は白、青は青と正確に理解したいですね。

ただ、「聞き方」はとっても大事です。
そのことについては、また改めて書きたいと思います。

お読みいただきありがとうございます。


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2016/04/01
こんにちは。
カウンセリングルームスマイル代表・子育て専門カウンセラーの坂野です。

今日は「誤解するということ」について書きたいと思います。

人間関係でやっかいなものの一つが、「誤解」ではないかと思います。

「誤解」を辞書でひくと、
「意味をとり違えること。間違った理解をすること。思い違い。」
「ある事実について、まちがった理解や解釈をすること。」
とあります。

他人の言動の意味を取り違えることってありませんか?

「彼が○○したのは、○○だったからに違いない」
「彼女が○○しないのは、○○だからだ」

実は違っていたというのはよくある話です。

もっとやっかいなのが、他人から聞いた話を鵜呑みした上で、さらに曲解(ねじ曲げて解釈すること)をした場合です。
こうなると、事実でないものの上に、さらに解釈が乗ってしまい、その上に感情も乗ってくると、話がさらにややこしくなります。

よくある話かもしれませんが、できれば誤解のない親子関係・人間関係を築きたいですね。

誤解を防ぐためには良質なコミュニケーションが欠かせません。

良質なコミュニケーションって何でしょうか?
これからしばらく、誤解のない、心の通い合った親子関係・人間関係について書きたいと思います。
お読みいただきお役立ていただければ嬉しいです。

2016/03/10
こんにちは。カウンセリングルームスマイル代表・子育て専門カウンセラーの坂野です。

今日は「寄り添う」ということについて書きたいと思います。

人は誰でも、他の人たちとの関わりの中で暮らしています。
安心できる、温かな人間関係の中にいるとき、人は心地よさを感じるのだと思います。

とりわけ、自分自身が何らかの問題を抱えたとき、自分のそばに寄り添ってくれる人が一人でもいてくれたら、どれほど心強いことでしょう。

でも人はどんなとき、「寄り添ってもらっている」と感じるのでしょう?

「この人は自分の話を聞いてくれる」
「この人は自分の気持ちを分かってくれる」

そんなときではないでしょうか。
もちろん側にいてくれるだけでいいということもありますよね。

我が子が親をそんなふうに思ってくれていたら、嬉しいですね。

では「この人は自分の話を聞いてくれる」と感じてもらうには、どうすれば良いでしょうか?

それは、「聞いてあげること」です。
当たり前のことかもしれませんが、これがなかなか難しいものです。

たとえば、こちらが話をしている間は、相手の話を聞いてあげることはできません。
「話す」のではなく、「聞く」ことが大切です。
そして、聞くにも色々な聞き方があります。

また、話しやすいと感じてもらうことも大切です。
いわば、白い球を投げたのに、いつも青い球が返ってくることが繰り返されるなら、いつしか相手は球を投げるのが嫌になってしまうかもしれません。
つまり、聞いたときにどんな言葉を返すかも大切な要素です。

この聞く技術の基本をコンパクトに学べる講座を設けました。
もっと聞き上手になりたい!という方はぜひご参加いただけたらと嬉しいです。

【講座名】「カウンセリング基礎講座〜上手な聞き方のコツ」

【日時】2016年4月18日(月)10:00〜12:00

【場所】岡山市中区桑野715-2 岡山ふれあいセンター2階 第5研修室

【参加費】おひとり4000円

【定員】12名

【お申込み・お問い合わせ】電話086-238-6117(坂野)
             メールsakano@c-r-smile.com

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

2016/03/06
こんにちは。カウンセリングルームスマイル代表・子育て専門カウンセラーの坂野です。

今日は「なぜ腹が立つのだろう?」ということについて書いてみようと思います。

時々、「坂野さんでもケンカされることあるんですか?」とか「いつも穏やかで優しそうですね」と言っていただくことがあります。
お褒めの言葉と思って有り難く受け取らせていただくのですが、私でもやはり腹を立ててしまうことがあります。
みなさまはいかがですか?

怒りは自然な感情で、ごく身近なものですね。
あなたはイライラしている時間とご機嫌な時間を比べて、どちらの時間が長いでしょうか?
もしイライラの時間が長いとしたら、その時間を増やしたいですか?減らしたいですか?

減らしたいですよね。

でもイライラするのはどうしてでしょう。
相手(人)が悪い?
起きた出来事が悪い?
物が悪い?

怒りの正体は、実は自分の中にある「○○であるべき」という思考、考え方、思い込みである場合が少なくないようです。

会社はこうあるべき。
子どもはこうあるべき。
上司はこうあるべき。
男はこうあるべき。
女はこうあるべき。
親はこうあるべき。
その他・・・

いかがですか?

でもその「べき」は、万人に共通のモノサシでしょうか?
いつでも、どんな場合でも揺らぐことのない絶対の規準でしょうか?
一度冷静になって、自分のモノサシを疑ってみると良いかもしれません。

自分の中のお決まりの思考パターンや、思い込みに気付いてそこから抜け出せたとき、気持ちが穏やかになって、スッと楽になれるかもしれません。

一度試してみてくださいね。

それでも怒りを手放せないという方は、別のところに原因があるのかもしれません。
そんな方は一度ご相談くださいね。
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